3月17日にね、NPO法人の人とお話ししたの。
消えようとして、調べていたら、
iPhoneが「その前にこの番号に掛けて」って
大きな字で表示して勧めてくれたから。。
電話が繋がって、女の人が出てくれて。
「 どうしましたかー? 」
「掛けてきてくれて、ありがとう」
って。。。
その言葉を聞いて、今まで流さなかった涙が全部溢れてきちゃって。
最初の10分くらい、嗚咽で何も話せなくて、ずっと泣いてた。
その間、電話切らないでずっと待っててくれてた。
突然電話かけてきて、話すより先に泣きじゃくってる私なんかを
「 うん、うん、辛いですね。 」って、時間掛けて、待っててくれて、
なんて優しんだろ、申し訳ないなって、、
迷惑だなって思いながら、余計に涙が止まらなくて。
私の呼吸が少し落ち着いた頃に、もう一度
「 何がありましたか? 」
って聞いてくれて。
何も言えなくて黙っていたら
「 よかったら、聞かせてもらえませんか? 」
「 この電話が繋がったから、もう大丈夫ですよ。」
「 何があったか私に話してくれませんか? 」
って。
「 ・・・この世界で、唯一の家族みたいなパートナーが、昨日、消えちゃって。 」
最初、亡くなったと思わせちゃったみたいで、
「ううん、そうじゃなくて、、まだ生きてる。」
って必死に伝えた。
そしたら
「 そっか。そっか。辛いですね。」って。
また泣いてたら
「 理由は分からないのですか? 」
って聞いてくれたから
「 理由が、全く分からないの。
今まで一度も喧嘩とかしたことなくて、つい最近も今までと何も変わらなくて。」
「直前にも何も言ってくれなかったんですか?」
「 いいえ、理由はたくさん言ってくれました。
でも、言っていることがコロコロ変わったり、急に真逆になったりして、全部、今無理矢理つくったような理由ばかりで、どれも本当じゃない。 」
「そっか、それじゃあ余計に苦しいよね、」
「昨日のことが、起きなかったらよかったのにね。」
って。
( 本当は明日、2年間一緒に心待ちにしてた卒業式なのに。)って思った。
ホワイトデーのときに卒業式当日の日程と待ち合わせの話をしたから、
準備してた花束も、お菓子も、ワンピースも受け取りに行ってて。
2年前、ドキドキしながら「卒業後もずっと一緒にいられますように。☺️」
って書いたお手紙を渡したら、すごく喜んでくれたのを思い出して・・・。
最後にね、その人
「 本当に辛かったら、
それを選ぶのも悪いことじゃありません。
でもまだ昨日のことでしょう、
貴女がそう思い込んでいるだけで
事態は良くなるかもしれないですよ。
貴女が生きていたら、唯一無二の、家族みたいに大切なその方とまた逢うこともできるけど、貴女が居なくなってしまったら、二度とそうすることも出来ないでしょう。」
って言ってくれた。
だから、聞くことにした。
「彼のことで、何か知りませんか?」
って。彼の親しい人たちに。
その日、消えていたはずの命の力を使って、
精一杯。
本当の理由が知りたくて。
「私は2年前から彼と交際をしていて、初めてのパートナーです。
今まで何も変わったことがなくて、喧嘩をしたこともなくて、態度を変えた心当たりも全くなくて。
何があったのか、分かりませんか。」
って。。
そしたら、ひとりの人が
「 私は○○(彼のお友達)の夫です。
今はもう卒業して、日本を離れて自分の国で暮らしています。
Victorとはそんなに親しくないけど、こっちに来る前、偶然電車で一緒になったことがあるんだ。
その時に、日本人の女の子と言語のことで悩んでるって話してくれた。
僕も日本人の女性と付き合っていたことがあるから、「すごく分かるよ、、」ってとても共感したのを覚えているよ。
でも、その時はVictorが付き合ってるとは思わなかった!そうだったんだね。
もう暫く彼とは会っていないから、態度が変わった理由については分からない。ごめんね。」
って連絡をくれた。
そしたらもう一人、今度は女の人から、2019年のクリスマスパーティーで彼と一緒だったかもって連絡があって。
「 私はVictorのことよく知らないし、決してgood friendとは言えないけど・・・。
2年前のクリスマスパーティーのとき、私たちは日本で一緒だったと思う!
理由のことは分からないな、ごめんね!」って。
身体に電流が走るみたいだった。
「 え・・・・・・・・・・・日本に、いた・・の・・? ・・なんで・・・? どうして・・・・・・・? 」
って、
頭の中が「?」でいっぱいになった。
プロジェクトで一緒だったって人たちが連絡くれて、
それから孟君さんと繋がって。
私と全く同じ2年間(2019年〜)に、もう一人、顏慈慧さんという彼女がいたことを教えてくれた。
そしてその慈慧さんがこのアパートに来るたった2日前に、彼が態度を変えたのだということが分かって。
やっと、やっと・・・。
理由なき彼の変化の、本当の理由が分かった。
孟君さんは、「 ありがとう。」って
お礼を言ってくれた。
「 今日のことで、貴女自身のことも、誰かのことも、
決して傷つけたりしないでね。」
「 しっかりお互い話し合うべき!!! 」って。
良い人で、本当に良かった。
こちらこそ、ありがとう、、
「うん、わかった。」って
今にも八切れそうな胸で想った。
私たちを繋げてくれて、今度は慈慧さんと直接お話しすることになった。
慈慧さんは
「友達から聞きました。
私たち、騙されてたみたいね。
私たちは何も悪くないから。」
ってメッセージをくれて。
慈慧さん見るのが苦しくて、息もできなくて。
全くおんなじ2年間に、この人も?って思ったら、何処へ向けたら分からないショックと悲しみが喉を締めてくるみたいで、ナイフで身体中を刺されてるみたいな感覚がした。
慈慧さんもきっと同じ気持ちだから、私も慈慧さんをそんな感覚にさせてると思ったら、胸が張り裂けそうで。
すごく、すごく、怖くて。。。
でも、その公正な言葉を聞いて、ちょっと安心した。
それで、上野公園の辺りで一緒に3人で話しましょうってことになって。
彼が慈慧さんのことで嘘を言ったら、彼女がわかるし、私のことで彼が嘘を言ったら、私がわかる。
だから3人で話すのが一番良いねって。
でもね、すぐに会う日の予定を提案できなかった。
だって、3人で話したあと、慈慧さんが彼と同じお家に、彼と一緒に探したそのアパートへ戻っていくのをこの目が観たら、この身体で感じたら、私は生きられる? って。
想像もつかなくて。
それで中々返事をできないでいる間に、今度は慈慧さんの態度が少し変わって。
「 あの、この家をどうやって知りましたか?
証拠はありますか? 」
って・・・・・・。
・・・・???
証拠、って・・・・・?
2年間も交際してて、当たり前にお互いの家にも行き来していて、証拠ってなんだろう。
どうやって知ったも何も、去年の3月にお台場の東京国際交流館を退去してから、その新居も彼と一緒に探したんだよ、って。。
私は慈慧さんを写真で見たことがあって、彼は「ブレイクアップした元彼女がいて、今はアメリカに居る」と言っていた。
彼女は私が彼に書いた手紙を見たことがあって、彼はその手紙を「元彼女」だと伝えていた。
お互いのことを両方に「元彼女」って言ってて、私も彼女も彼のことを信頼していたから、どちらもその言葉を疑ったことがありませんでした。
「彼を信頼してたから。」って言われて、
「私も同じ。」って思った。
「それが本当なら、すぐにでもこの家のドアをノックしに来るんじゃないですか?
私ならそうしますけど。」
って言われて、そっか、それが普通の感覚なんだね、って思った。
今まで、迷惑かな?って思うこと何一つできなくて。
電話も事前の時間相談なしで掛けたことは殆どなかった。
( iPhone11 proが開通して、嬉しくてサプライズで真っ先にかけた時くらい。)
慈慧さんのことが分かる前にね、
ある女の子に彼のこと相談したの。
私より少し年下で、海外で会社を経営してる子。
「 ロシアは彩香には危険で・・・。」
って言われた時に。
そしたら、
「 いや、ロシアとか別に危険じゃないし、普通について行く。私の時間があれば。 」って言われて。
その時も、
うん。それが当然の感覚だよね、って思った。
それで、
「 断られたら??危険だから駄目って。 」って聞いたら、
「 いや、それでも絶対ついていく。どこまでも。
好きならね。そうする。私だったら。」って。
私もどちらかというと、その子の考え方で。
それは決して彼の意見を無視するってことじゃなくて、
自分の彼が、ロシアは危険で.. って悩んでたら
もちろんついて行くよ。って思うの。
今まで一緒にやってきたんだから、
解決できない問題なんてないって。
だって、その程度の覚悟だったら最初から付き合っていないから。
もともと誰かと付き合うつもりがなくて、人生最初のパートナーだから、始める時すごく覚悟した。
ずっと、誰とも付き合わないって、小さな頃から心に決めてて、それを変えてまで関係を始めるの、本当に大きなことだったんだよ。
( You can change it. って言ってくれた。 )
ロシアが危険とか、ロシア語や英語を勉強するのが大変とか、その程度で折れるような覚悟なら、
初めからパートナーを持とうと思ったりしない。
最初の告白の時ね、
『 僕は、彩香のことが好きです。
僕は外国人で。
日本語あんまりできない、
そんな僕でも良いですか? 』
って言ってくれて。
気にしなくて大丈夫だよー。って思って。
「 もちろん (Why Not ー?) (*´꒳`*) 」
私こそ、英語が未熟でごめんね。
って (幸せで)泣きながらハグをした。
人種とか、障害とか、そういう本質と関係ない部分は
昔から気にしたことないから、私は全部、大丈夫だけど
其れ は大丈夫な訳ないよ。
最初に私に相談しなきゃいけないこと
其処じゃないよね。
「外国人」とか、言語のこととか、
そんなことじゃ、ないよね。
最初に言わなきゃいけないことって。
女性として、人として、
何をするのが正解ですか?
私にとって、
人生唯一の恋愛だから
みんなだったらどうするとか
よく分からないけど
ちゃんと話せる公平な機会が
私には必要です。
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