あのころ

よく行ってたお馴染みの店にね

久しぶりに行ったら


お久しぶりですね
すごく心配してました
「一年4ヶ月ぶりです」って


またすぐ行こうって思ってたのに
どうして500日も過ぎてたの


大丈夫でしたか?どうしてましたか?


って言ってくれて

何も答えられなくて



去年の夏、
別のお店でも

「大丈夫でした!?」
「半年ぶりくらいです!」
「心配してましたよ」
って。。

2020年は毎日行ってたから・・・。




食べれないことや
眠れないことや
身体が弱ることも

もちろん辛いけど、、

大好きだったこと

いつも楽しみにしてたこと


小さな幸せが全て止まったまま

自分の意志じゃないのに

身体だけが時間を失うのが

一番かなしい






去年の3月

一年間、動けなくて苦しむ前に

終わってたら良かったのに



パートナーの浮気とか

「彼と別れた〜」とか

「好き」「嫌い」とか

そんなことじゃない。




生まれて初めて信じた人

2年間、世界で唯一の家族みたいで

100%信頼しつづけた人が



ある日突然、

急にナイフみたいな嘘を言うようになって



昨日まで言っていたことが

急に真逆になったり、


「怖かったから」とか

「覚えてない」とか

「全部、演技だった」とか


信じられないような嘘まで作りはじめて




いつの間にか

彩香が「悪い人」「変な人」

みたいな話がつくられていて。





浮気に対する悲しみとか

家族を失う悲しみとか

それを感じる暇もないくらい



“ 真の信頼 ”

を裏切られる痛みが何より大きくて。





500日も動けないのは

「失う痛み」じゃなくて


17000時間の真の信頼が

彼を幸せにしたいって優先してた心が


嘘という刃で裏切られると同時に、

「彼の罪」ではなく

「彩香が悪い人」って

彼の罪を私が背負っている形で

500日間を生きるのが重くて。


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